曖昧な温度

シロクロつけられないダメ人間

女子高生とラーメン

営業の合間に入ったラーメン屋で隣の席に座った女子高生2人組が元カレの話で盛り上がっていて


『あの頃は彼しかいないと思っていたし』


『でも付き合えてよかった。すっごい幸せだったしありがとうって思ってる』


『毎日あったLINEがなくなったのは寂しかった』


って言ってるのが聞こえてきて、若さというか純粋さというかキラキラさ加減がこっぱずかしくもあり羨ましくもあり。


で、そんな話をしながらラーメンとチャーハンのセットモリモリ食べてるのもまた若さだなぁと微笑ましくて。


おっさんになって、白黒付けずにグレーなままでいることのヌルい心地よさというか、逃げ道作るのが当たり前になっててそれになんの疑問も抱かなくなってて、最近何かに全力傾けることなんかあったかなーとか、ちょっといろいろ考えてしまった。


酒に呑まれて勢いでキスしたり、雰囲気に流されて惰性でセックスしたりとかない時代ってすげーな。


『付き合おう』『別れよう』ってちゃんと気持ち決めて相手と話し合ってっていうのをするって凄い労力な気がするのに、それが当たり前でしかもちゃんとしてる日本の若い子って偉いなぁ。